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土宜法竜
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土宜法竜の前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「十二支考」より 著者:南方熊楠
てわずかに一策を得た。若年の時真言宗の金剛界曼陀羅を見ても何の事か分らず、在英中
土宜法竜僧正から『曼荼羅私鈔』を受け読み噛《かじ》ると、塔中《たっちゅう》三十七....
「十二支考」より 著者:南方熊楠
すと、氏はそれはヒンズー教のハヌマン崇拝の転入だろうと言われた。当時パリにあった
土宜法竜師(現に高野山管長)へ問い合わせたところ、青面金剛はどうもハヌマンが仕え....
「十二支考」より 著者:南方熊楠
る。釈迦の身長は一丈八尺とか、その法衣が弥勒仏の両指をわずかに掩《おお》うはずと
土宜法竜僧正から承った。さればこの時諸大衆今日この山頂に人頭の小虫|醜陋《しゅう....
「十二支考」より 著者:南方熊楠
ござれで諸宗の経典に眼を晒《さら》し、断食苦行などは至極の得手物で、先日円寂した
土宜法竜大僧正など、汝出家せば必ず中興の祖師となれると勧められた。毎度のこと故そ....
「十二支考」より 著者:南方熊楠
二一年刊『ノーツ・エンド・キーリス』十二輯八巻拙文「孔雀の尾」)。 予かつて故
土宜法竜師の依頼でこのイエジジ宗の事を種々調べたが十分判らなんだ。一通り聞いたと....