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土師部
「土師部〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
土師部の前後の文節・文章を表示しています。該当する6件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「くぐつ名義考」より 著者:喜田貞吉
は、我が古代の社会状態を知る上において、既に本誌上において手をつけている俗法師や
土師部とともに、(既に本誌三巻五号において述べた如く)我が古代特殊民構成の三大要....
「国栖の名義」より 著者:喜田貞吉
自分は遺物遺蹟の研究上、国栖人を以て、やはり隼人や、肥人や、出雲民族や、海部・
土師部などと言われたものと同じく、石器時代から弥生式土器を使った、先住土着の一民....
「間人考」より 著者:喜田貞吉
きに「民族と歴史」を発行した当時、その第一巻第一号(大正八年一月)に、「駆使部と
土師部」と題して簡単に説き及んでおいたことであったが、その後に阿波の田所市太君は....
「古事記」より 著者:太安万侶
の中にあります。 またその皇后ヒバス姫の命の時に、石棺作りをお定めになり、また
土師部《はにしべ》をお定めになりました。この皇后は狹木《さき》の寺間《てらま》の....
「賤民概説」より 著者:喜田貞吉
あずかるところから、土師という古い称呼が用いられたものであったに相違ない。古えの
土師部はもちろん賤民という階級ではなく、駆使部なる使用人等と同じく、間人として待....
「俗法師考」より 著者:喜田貞吉
殊民に形をかえ、子孫を後世に遺したものに相違ない。そして他の道筋から来た傀儡子や
土師部の徒が、またこれらと流れあって、その他の雑多の落伍者らをも一つにして、その....