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土木工事
「土木工事〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
土木工事の前後の文節・文章を表示しています。該当する15件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「深夜の市長」より 著者:海野十三
ねていった。そして最後に、その積みあげた本の上に愛蔵のギターをソッと置いて、この
土木工事は終った。こうして置けばもう大丈夫である。もしや隣家に何者かが忍び入り、....
「西湖の屍人」より 著者:海野十三
しか、明けなかったのだろう) 漢于仁は、今から一千年も前に、この地を選んで、大
土木工事を起した呉王の意中を測りかねた。だが当時は、唐の壊滅をうけたあとの乱国時....
「三十年後の東京」より 著者:海野十三
しろ巨大なる原子力が使えるようになったから、昔の人にはとても考えられないほどの大
土木工事や大建築が、どんどん楽にやれるのです。ですから、世界中どこへでも、高速地....
「壊れたバリコン」より 著者:海野十三
に立て籠っていると聞いてさえ驚かされたのに、彼等はどこから運搬したものか大仕掛の
土木工事を行い、而も工事は既に終ったという説をセントー・ハヤオなる人物から報ぜら....
「海野十三敗戦日記」より 著者:海野十三
ら、ひろびろと焼野原がつづいているのがわかる。 坂の途中に、電灯を煌々とつけて
土木工事をやっている。近づくと兵隊さんの姿もあり、兵舎のようなものもある。土木工....
「わが町」より 著者:織田作之助
くわ。潜水船の喞筒押しに」 と、言った。 次郎は驚いた。喞筒押しは、浅い底の
土木工事などでは、女人夫三人ぐらいで行われるが、十尋二十尋ではもう女の力に余って....
「三十年後の世界」より 著者:海野十三
しろ巨大なる原子力が使えるようになったから、昔の人にはとても考えられないほどの大
土木工事や大建築が、どんどん楽にやれるのです。ですから、世界中どこへでも、高速地....
「海底都市」より 著者:海野十三
原子力か」 「いえ原子爆弾ではありません、原子力を使ってエンジンを動かしどんどん
土木工事をすすめるのです。昔は蒸気の力や石炭や石油の力、それから電気の力などを使....
「恐竜島」より 著者:海野十三
と思った。 「なぜそんなことが起ったのか。人間がひとりも見えない無人島で、まさか
土木工事《どぼくこうじ》が行われようとも思われない。とにかく、もうすこしそこらを....
「超人間X号」より 著者:海野十三
た。重要な道路は幅が三十メートルもあった。 こんな道路を作るために、大じかけの
土木工事《どぼくこうじ》が行われた。資材も、びっくりするほどたくさんいった。道路....
「人造人間の秘密」より 著者:海野十三
いて、外に出たが、そのとき大尉は、私に向い、 「どうだね、セン。君は、捕虜として
土木工事場で、まっ黒になって働きたいか、それとも、この工場で、見習技師として、楽....
「宇宙の迷子」より 著者:海野十三
洋とインド洋をつなぐ、大運河工事もできるようになり、また、土佐沖海底都のような大
土木工事が成功し、それから地球外の宇宙旅行さえどんどんやれるようになったのだ。す....
「東京要塞」より 著者:海野十三
ほど落ちつき払って聞いた。 「えっ」と五十男は気をのまれた形であったが、「わしは
土木工事の請負をやっている熊谷五郎造です。うちの若い者の吉――というと本名は原口....
「流線間諜」より 著者:海野十三
聞いたことはない。昔エジプトで、スフィンクスやピラミッドを作ったのが人間のやった
土木工事で一番大きなものだったが、そのレコードはこのボゴビ町とラザレフ岬とを連ね....
「眠い町」より 著者:小川未明
集は、この無礼な自動車を難なく押さえることができました。 またあるとき、ケーは
土木工事をしているそばを通りかかりますと、多くの人足が疲れて汗を流していました。....