土瓶蒸[語句情報] »
土瓶蒸
「土瓶蒸〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
土瓶蒸の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「大菩薩峠」より 著者:中里介山
える仏頂寺の声が、今日はいつもより一段と太くてすさまじい。 「松茸《まつたけ》の
土瓶蒸《どびんむし》をこしらえて食わすから来い」 「ナニ、松茸の
土瓶蒸!」 と言....
「手仕事の日本」より 著者:柳宗悦
趣に富んだものであります。「なば」とは方言で「きのこ」のことを意味します。つまり
土瓶蒸に用いるものでありますが、茶に用いても使い慣らすと味いがよいといいます。大....
「食道楽」より 著者:村井弦斎
すりみ》を詰めて蒸揚《むしあ》げたのを裏白松茸《うらじろまつだけ》と申しますし、
土瓶蒸《どびんむし》だの、蒲鉾《かまぼこ》だのと色々変った料理がございます」妻君....