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「土田杏村〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

土田杏村の前後の文節・文章を表示しています。該当する6件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
クリティシズムと認識論との関係」より 著者:戸坂潤
という字は文明開化の略であるから従前から無かったものではないが)。桑木厳翼博士や土田杏村氏等の数群の文化哲学者が現われ、文化の意識に立脚して文明批評を試みたのは....
思想と風俗」より 著者:戸坂潤
。 二 常識教育の請負師と職業的告白者 話しは一寸横へそれるが、評論家故土田杏村は、一種独特な条件を持った文筆業者だったと思う。彼は事実非常に博学であっ....
世界の一環としての日本」より 著者:戸坂潤
集して、アカデミーの哲学者を嫌がらせたり、又新興科学で切りまくったり(被害者は故土田杏村氏や田中耕太郎氏其の他多数に及ぶ)、プロ科の哲学研究をリードしたり、其の....
読書法」より 著者:戸坂潤
芸術・哲学・科学についても、こうした思想的文化的報告書があっていいと思う。かつて土田杏村は英語でこの種の本を一冊出版した(著者自身による邦訳も出ている)。だがこ....
日本イデオロギー論」より 著者:戸坂潤
の首尾貫徹にあるのではなくて、却って外部から来る諸思想の新陳代謝にあるからだ。故土田杏村氏も亦この意味に於て決して思想家ではなかった。 思想家という言葉の意味....
読書遍歴」より 著者:三木清
ずそういうことになっていたのである。ある時の哲学会の例会で、私どもの先輩であった土田杏村氏が話をされた後で、私は質問をした。何の問題であったか記憶していないが、....