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「土踏まず〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

土踏まずの前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い：新字新仮名]
「真景累ヶ淵」より 著者:三遊亭円朝
《しりもち》をつく筈《はず》です、其の下にあったのは押切《おしぎり》と云う物で、土踏まずの処を深く切込みましたから、新五郎ももう是までと覚悟しました。跛《びっこ....
「若き日の成吉思汗」より 著者:林不忘
のいきおいだ。成吉思汗《ジンギスカン》は、総身｜銅《あかがね》のように鍛えられ、土踏まずや腋の下にさえ、針も通らぬというではないか。一睨みで、虎をさえ居竦《いす....
「丹下左膳」より 著者:林不忘
ぼうぼうの髪を肩までたらし、ボロボロの着物は、わかめのように垂れさがって、やっと土踏まずをおおうに足る尻切れ草履をはいているのだが、丈高く、肩幅広く、腕など、隆....
「鳴門秘帖」より 著者:吉川英治
ば水あたりのうれいがない。笠の下へ桃の葉をしいてかぶれば日射病にかからない。足の土踏まずが熱して腫れ痛む時にはみみずを泥のまま摺りつぶして塗ること秘方の一つ。苦....
「べんがら炬燵」より 著者:吉川英治
ましょうの」 沈黙家の奥田孫太夫が、隅の方から初めて口を出した。 「毎晩、足の土踏まずが、かさかさして閉口でござる。われら、今は何の慾もない。裸足で土がふみと....