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「地史〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

地史の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
日本山岳景の特色」より 著者:小島烏水
であるが、今日信州あたりの博物学者が、嗟嘆するように、火山灰のために、化石という地史上唯一の証券が埋没されて、手もつけられないというような患《うれ》いは、先ずな....
日本人の自然観」より 著者:寺田寅彦
かと想像される。四国にはきつねがいないということがはたして事実ならばこれも同様な地史的意義をもつかもしれない。それはとにかく日本が大陸にきわめて接近していながら....
後光殺人事件」より 著者:小栗虫太郎
以外にはない」 「と云うと、何を考え付いたのだ?」 「大した事じゃないがね。僕は地史学者じゃないが、一つの骨片を発見したのだよ。それで、骨格の全貌だけでも想像付....