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地文
「地文〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
地文の前後の文節・文章を表示しています。該当する10件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「わが中学時代の勉強法」より 著者:寺田寅彦
もまた言うがままに買い与えたものである。 中学に行くようになってからは、小冊の
地文学、地理書のようなものを数多く読み、また小説なども大いに読んだものである。前....
「ルクレチウスと科学」より 著者:寺田寅彦
的である。 そうして世界の可死を論じるために水や空気や火の輪廻を引用して種々の
地文学的の問題に触れている。また地質学上の輪廻にも暗示を投げている。その記述の中....
「断水の日」より 著者:寺田寅彦
の午ごろ、縁側の日向で子供が絵はがきを並べて遊んでいた。その絵はがきの中に天文や
地文に関する図解や写真をコロタイプで印刷した一組のものが目についた。取り上げてよ....
「婦人と文学」より 著者:宮本百合子
出すことはなかった。ずっと後、昭和に入って『女人芸術』の出来た頃戯曲で出発した円
地文子が、それから後に小説に移ってしまっている事実も、私たちに婦人劇作家の成長の....
「婦人作家」より 著者:宮本百合子
「乗合馬車」、壺井栄「暦」、そのほか矢田津世子「神楽坂」、美川きよ、森三千代、円
地文子など当時の婦人作家はその人々の文学的閲歴にとって無視することのできない活動....
「蠹魚」より 著者:宮本百合子
ure と Beings の説明で、第三から人体、衣食住に関する常識以下、博物、
地文、産業、経済、物理、生理にまできっちり七行ずつ、触れている。そして最後は上帝....
「獄中への手紙」より 著者:宮本百合子
ぼしました。 『中央公論』で十一月は女流作家短篇特輯を出しました。岡本かの子、円
地文子、小山いと子、佐藤俊子、宇野千代子、矢田津世子の諸雄です。昔から時たまこう....
「獄中への手紙」より 著者:宮本百合子
われると、自分がものをかくものとしてオミットになることをおそれたらしい様子で、円
地文子その他を動して日本女流文学者会というのをつくり(今活動しているようないろん....
「鵞湖仙人」より 著者:国枝史郎
。……」 由井正雪は感心した。 正雪は一代の反抗児、十能六芸武芸十八番、天文
地文人相家相、あらゆる知識に達していたので、曾て驚いたことが無い。 それが驚い....
「国号の由来」より 著者:喜田貞吉
住して、それを直ちに「日の本」と呼んだのであった。しかしその所謂日の本の地も、内
地文化の進展とともに、次第に東方に退却して、近世では北海道アイヌは得撫以往の北千....