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地白
「地白〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
地白の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「島原の乱」より 著者:菊池寛
あったが、今日児孫の先登を見る」と云って涙を流して喜んだ。 細川越中守忠利は、
地白、上に紺の九曜の紋ある旗を掲げ、狸々緋の二本しないの馬印を立て、黒白段々の馬....
「夜明け前」より 著者:島崎藤村
そろえてやれないようなことじゃ、お粂だって肩身が狭かろうからね。七通りと言えば、
地白、地赤、地黒、総模様、腰模様、裾模様、それに紋付ときまったものさ。古式の御祝....
「顎十郎捕物帳」より 著者:久生十蘭
で万年青の葉を洗って日をくらす。なかんずく、錦明宝《きんめいほう》という剣葉畝目
地白覆輪《けんばうねめじしろふくりん》の万年青をなめずらんばかりに大切にし、どこ....