地蔵顔[語句情報] » 地蔵顔

「地蔵顔〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

地蔵顔の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
みみずのたはこと」より 著者:徳冨健次郎
のであろう。 清い、単純な、温かな其花を見つめて居ると、次郎さんのニコ/\した地蔵顔が花心から彼を覗いた様であった。 (明治四十一年) きぬや ....
釘抜藤吉捕物覚書」より 著者:林不忘
ては、割高の利息を貪《むさぼ》る。これが草加屋の遣口《やりくち》だった。貸す時の地蔵顔に取り立てる時の閻魔面、一朱一分でも草加屋に廻してもらったが最後、働き人な....