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地鼠
「地鼠〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
地鼠の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「太十と其犬」より 著者:長塚節
がある。壻の文造と畑へ出ることもあった。秋蕎麦の畑には唯一杯に花が白かった。赤は
地鼠の通った穴を探し当てたものか蕎麦の中を駈け歩いた。赤の体が触れて蕎麦の花が先....
「十二支考」より 著者:南方熊楠
ドトス』二巻一八九章)。これは英国でシュリウ・マウスと称え、俗に鼠と心得、支那で
地鼠、本邦でノラネまたジネズミ、日光を見れば死すとてヒミズと呼び、鼠に似た物だが....
「話の種」より 著者:寺田寅彦
東京朝日新聞』) 三十二 有益な鼠 北米に産する
地鼠の一種に尻尾の短いのがある。この鼠は蝸牛などを捕って食物とし、余った外は貯え....