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坂東三津五郎
「坂東三津五郎〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
坂東三津五郎の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「鳴雪自叙伝」より 著者:内藤鳴雪
であった。 芝居では中村座の座頭が以前市村羽左衛門といった尾上菊五郎、立女形が
坂東三津五郎、書出は忘れた。市村座の座頭は後に市川の九代目となった河原崎権之助、....
「凧の話」より 著者:淡島寒月
ろな絵を描いていたが、誠にいい気分のものであった。またこの秩父屋の奴凧は、名優|
坂東三津五郎の似顔で有名なものだった。この秩父屋にいた職人が、五年ばかり前まで、....
「大鵬のゆくえ」より 著者:国枝史郎
得意とする五代目松本幸四郎、市川|男女蔵、瀬川菊之丞、岩井半四郎は云うまでもなく
坂東三津五郎も名人として空前の人気を博していた。 「三津五郎さん、おいでかな」 ....
「明治劇談 ランプの下にて」より 著者:岡本綺堂
芝居の座頭で、芸名を坂東|和好といった。 かれも根生いの鈍帳役者ではない、かの
坂東三津五郎の門下で、大歌舞伎から流れ落ちたものであるというが、わたしは不幸にし....