坂東声[語句情報] »
坂東声
「坂東声〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
坂東声の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「玉藻の前」より 著者:岡本綺堂
替わりの直垂《ひたたれ》を着て、長い太刀を佩《は》いていた。彼は白い口髯の下から
坂東声《ばんどうごえ》で言った。 「それがしはこのごろ上《のぼ》った者じゃで、都....
「小坂部姫」より 著者:岡本綺堂
の数には洩れないで、かれらが生い立った武蔵野の芒をそのままという髭面をそらせて、
坂東声を遠慮|会釈もなしに振り立てるいわゆる「猛者」の巣窟である中に、かの采女ば....