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「坂東彦三郎〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

坂東彦三郎の前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
渋江抽斎」より 著者:森鴎外
は三書共にこれを載せない。維新後にこの人は狂言作者になって竹柴寿作と称し、五世|坂東彦三郎と親しかったということである。なお尋ねて見たいものである。 陣幕久五....
鳴雪自叙伝」より 著者:内藤鳴雪
継いだ岩井紫若、ここも書出は忘れた。守田座は前にいった通り。それから中村芝翫とか坂東彦三郎とかは、あちらこちらと助けに来て、これは特待の中軸になっていた。なお中....
寄席と芝居と」より 著者:岡本綺堂
作以上に劇化されているものと察せられる。 この狂言を初演の当時、越前守を勤める坂東彦三郎と作者黙阿弥とのあいだに衝突があり、黙阿弥は脚本を取り返して立ち帰ろう....
明治劇談 ランプの下にて」より 著者:岡本綺堂
。 こういう好景気であるために、大阪からは更に中村芝鶴が上って来た。それが故人坂東彦三郎のおもかげがあるとかいうので、また一層の人気を高めた。続いて中村駒之助....
明治演劇年表」より 著者:岡本綺堂
ど、その当り作として知らる。浄瑠璃にも有名の作少なからず。 ○十月十三日、五代目坂東彦三郎、大阪に客死す、四十六歳。江戸末期より明治の初年にわたる名優の一人にて....