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「坂東秀調〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

坂東秀調の前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
寄席と芝居と」より 著者:岡本綺堂
郎、後の梅幸)飯島平左衛門、山本志丈(尾上松助)飯島の妾お国、伴蔵の女房おみね(坂東秀調)若党孝助、根津の伴蔵、飯島の下女お米(尾上菊五郎)等で、これも殆んど原....
役者の一生」より 著者:折口信夫
けれども、どの程度だったかについては、多分に疑問が残ると思う。例えば、最近死んだ坂東秀調は美しい女形であったが、その先代の秀調は団菊の相手役をしたくらいの女役だ....
枯尾花」より 著者:関根黙庵
地の名を聞洩した、何でも直き上に寺のある、往来の左方だと記憶している。 ◎先代の坂東秀調壮年の時分、伊勢の津へ興行に赴き、同所|八幡の娼家|山半楼の内芸者、八重....
明治劇談 ランプの下にて」より 著者:岡本綺堂
るような名女優をどこから見付け出すか。故人半四郎や、現在生きている岩井松之助や、坂東秀調や、沢村源之助や、中村福助や、これらの人々に代るような女優が何処にいるか....
明治演劇年表」より 著者:岡本綺堂
と改名し、歌舞伎座の中幕に「楼門」の石川五右衛門を勤む。 ○九月二十九日、二代目坂東秀調死す、五十四歳。女形として容貌は揚がらざりしが、伎倆抜群の聞えあり。団十....