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垂教
「垂教〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
垂教の前後の文節・文章を表示しています。該当する6件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「女の決闘」より 著者:太宰治
鴎外全集の編纂者も、ずいぶん尋ねまわられた様子であるが、「どうしても分らない。御
垂教を得れば幸甚《こうじん》である。」と巻末に附記して在る。私が、それを知ってい....
「法窓夜話」より 著者:穂積陳重
表向きにはヌーマはローマの郊外なる「水神の森」において女神エジェリヤに会い、その
垂教に依って礼法を定めたのであると、自ら称していたということである。 かかる託....
「植物一日一題」より 著者:牧野富太郎
の食法が分らない。そこで二、三大方の諸氏に教えを乞うたところ、みないずれも親切な
垂教を賜ったので、その食法が判明し大いに喜んでいるのである。私も今度幸いにミルに....
「周防石城山神籠石探検記」より 著者:喜田貞吉
心摧 踏破霜威幾崔嵬 千里検来千古跡 山神応是春風開 右従行喜田博士探検隊一行
垂教有感賦以呈乞叱正 というのだ。お粥腹を懐炉で助けつつ寒中を登山した記念としてここに掲げておく。....
「現代茶人批判」より 著者:北大路魯山人
べからく茶を知れ、そして茶家の指導を受けよ、しからざれば茶器は生まれないぞ……と
垂教された。 日頃、茶に親しまれている人として、かつ茶器の蒐集に耽りつつある人....
「三国志」より 著者:吉川英治
事は急なり、天象はままならず、一体、如何すべきでしょうか」 と、かえって、彼の
垂教を仰いだのであった。 孔明は、それに対して、こういうことをいっている。 「....