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基本財産
「基本財産〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
基本財産の前後の文節・文章を表示しています。該当する6件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「神社合祀に関する意見」より 著者:南方熊楠
ただし兼務者に対しては、村社は六十円、無格社は三十円まで減ずるを得。また神社には
基本財産積立法を設け、村社五百円以上、無格社二百円以上の現金、またこれに相当する....
「十二支考」より 著者:南方熊楠
ぎるとかえって可笑《おか》しくなるといった。予もまたかかる畸形の岩を万一いわゆる
基本財産次第で大社と斎《いつ》く事もあらば尊崇の精神を失い神霊を侮辱する訳になる....
「十二支考」より 著者:南方熊楠
、また黜陟《ちゅっちょく》変更すと。既に先年|合祀《ごうし》を強行して、いわゆる
基本財産の多寡を標準とし、賄贈《わいぞう》請託を魂胆《こんたん》とし、邦家発達の....
「新女大学」より 著者:福沢諭吉
は、仮令い娘を手放して人の妻にするも、万一の場合に他人を煩さずして自立する丈けの
基本財産を与えて生涯の安心を得せしむるは、是亦《これまた》父母の本意なる可し。古....
「瘤」より 著者:犬田卯
い……云々」という瘤礼讃の根拠を想い出した。それは彼もうすうす聞いて知っている村
基本財産査閲事件――津本が県会議員をやめて「名村長」、大もの村長として自分の村に....
「江戸芸術論」より 著者:永井荷風
基き親族の反対ありしにもかかはらずやがてゴンクウルアカデミイ(私立文芸院)設立の
基本財産となりぬ。ゴンクウル文芸院は千九百三年仏国政府より公然学芸の団体たる認可....