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基部
「基部〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
基部の前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「天主閣の音」より 著者:国枝史郎
来の眠花だ。二年生草本だ。茎の高さ四五尺に達し、その葉には柄が無い。葉序は互生、
基部狭隘、辺縁に鋸歯状の刻裂がある。四枚の花弁と四個の萼、花冠は大きく花梗は長い....
「東京要塞」より 著者:海野十三
りはるかに長さは短いが、それでも砲身の全長は五メートル近くもあった。砲の胴中は、
基部において直径が一メートル半ぐらいあった。ずんぐりとした大攻城砲であった。 ....
「植物一日一題」より 著者:牧野富太郎
に秋に沢山な針状花穂が出て上を指している。細稈に互生した有鞘葉はその葉片幅広く、
基部は稈を抱いている特状があるので、容易に他の禾本と見別けがつく。そしてその葉形....
「植物知識」より 著者:牧野富太郎
咲く。葉は直立せる剣状《けんじょう》で白緑色《はくりょくしょく》を呈《てい》し、
基部《きぶ》は葉鞘《ようしょう》をもって左右に相抱《あいいだ》き、葉面《ようめん....
「カキツバタ一家言」より 著者:牧野富太郎
つに分れ、その枝は萼片の上により添うて葯を覆い、その末端に二裂片があってその外方
基部のところに柱頭がある。この花は虫媒花であるから昆虫によって媒助せられ、雄花の....