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「堅魚〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

堅魚の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
呉秀三先生」より 著者:斎藤茂吉
桃飴煮。便通及繃帯トリカヘ。腹|猶張ル心持アリ。牛乳五合ココア入。小菓数個。午。堅魚ノサシミ。ミソ汁実ハ玉葱ト芋。粥三ワン。ナラ漬。佃煮。梨一ツ。葡萄四房。間食....
平賀源内捕物帳」より 著者:久生十蘭
ている。 庭の奥に、社殿造の、閉め込んだ構えの朽ち腐れた建物がある。屋根の棟に堅魚木《かつおぎ》などのせた、屋敷とも社《やしろ》ともつかぬ家の奥から、銀の鈴で....
宇賀長者物語」より 著者:田中貢太郎
いて来るところでありました。麦畑のはてには、長者の邸の構えのなかに建てつらねた、堅魚木のある檜肌葺の屋根が幾棟となく見えておりました。 人魚を見たと云う壮い男....