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塑造
「塑造〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
塑造の前後の文節・文章を表示しています。該当する6件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「高山の雪」より 著者:小島烏水
失って、自ずと破れ目が出来る。しかしそればかりで出来るのではない、万年雪や氷は、
塑造《そぞう》的物質になって、その通過する地床の傾斜に、少しでも変化があれば、氷....
「回想録」より 著者:高村光太郎
美術学校が始って私はそこに入ったが、正木さんが校長になって暫くして彫刻科の中に
塑造科を設けることになり、今迄一緒にやっていた生徒が木彫科と
塑造科に分れた。私は....
「美術学校時代」より 著者:高村光太郎
ことは急速に洋画壇の進歩をもたらせた。彫刻の方はちょうど其頃泥、粘土を使ってやる
塑造科が出来た。木彫の生徒もそれを研究しなければならない。
塑造科の先生は長沼守敬....
「美の日本的源泉」より 著者:高村光太郎
ら汲み取ることの感謝とよろこびを斯くも正しく表現している時代は少い。同じ三月堂の
塑造日光|月光の両|菩薩像もその傾向を推し進めたものであり、更に戒壇院の四天王像....
「幕末維新懐古談」より 著者:高村光雲
今日は意に適する程度にやっているが、かつて、米国セントルイス博覧会に「日本娘」の
塑造を出品して、それが彼の地の彫刻の大家の一人であるマクネエル氏の賞讃する処とな....
「ファウスト」より 著者:ゲーテヨハン・ヴォルフガング・フォン
ても及ばぬ。
石に彫ろうとしても似せることは出来ぬ。
ファウスト
なる程
塑造家が随分骨を折りますが、
どうも本物のように立派には出来ませんね。
そこで一....