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塗れる
「塗れる〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
塗れるの前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「幻影の盾」より 著者:夏目漱石
者共よと眉をひそめて、舌を打つ。「わが渡り合いしは巨人の中の巨人なり。銅板に砂を
塗れる如き顔の中に眼《まなこ》懸りて稲妻《いなずま》を射る。我を見て南方の犬尾を....
「十二支考」より 著者:南方熊楠
390)、紫を青と混じての名なり、光線の具合で白が青く見ゆるは、西京辺の白粉多く
塗れる女等にしばしば例あり、かかる訳にて、白馬を青馬と呼ぶに至りしなるべし。....
「教育の目的」より 著者:新渡戸稲造
している、それと同時にちょっと大工の手斧ぐらいは使える、ちょっと左官の壁くらいは
塗れる、ちょっと百姓の芋くらいは掘れる。政治問題が起れば、ちょっと政治談も出来る....
「ファウスト」より 著者:ゲーテヨハン・ヴォルフガング・フォン
石道が
狭い谷の重要な通路を掩護しています。
ここで期せずして敵の兵力が一敗地に
塗れるのが、
もうわたくしには見えるようです。
帝
あそこに弐心の親戚共....