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塗屋
「塗屋〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
塗屋の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「右門捕物帖」より 著者:佐々木味津三
敷通りの塗町《ぬしちょう》へ曲がっていくと、軒をそろえてずらりと並んでいるそこの
塗屋《ぬしや》の一軒へずかずかと近づいていって、いつにもなく御用名を名のりながら....
「足迹」より 著者:徳田秋声
十九 お庄は日本橋の方で、ほとんどその一ト夏を過した。 その家は奥深い
塗屋造りで、広い座敷の方は始終薄暗いような間取りであったが、天井に厚硝子の嵌った....
「手仕事の日本」より 著者:柳宗悦
には伝統を続ける工人たちをよく見かけます。そういう町々には、紺屋町とか箪笥町とか
塗屋町とか鋳物師町とか呼ぶ名さえ残ります。日本におけるそういう町の名を集めたら、....