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塩断ち
「塩断ち〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
塩断ちの前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「夜明け前」より 著者:島崎藤村
見に来て言った。 「それじゃ、御参籠はあすからとなさいますか。ここに来ている間、
塩断ちをなさるかたがあり、五穀をお断ちになるかたがあり、精進潔斎もいろいろです。....
「歌行灯」より 著者:泉鏡花
る……氷る涙の玉を散らして、はっと泣いた声の下で、 「はい、願掛けをしましても、
塩断ちまでしましたけれど、どうしても分りません、調子が一つ出来ません。性来でござ....