塩煮[語句情報] » 塩煮

「塩煮〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

塩煮の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い：新字新仮名]
「不在地主」より 著者:小林多喜二
る由三をだまして腰をもませた。――夜は静かだった。馬鈴薯を炉の灰の中に埋めたり、塩煮にしたりして、それを食いながら、腹這いになって色々な話をした。由三も皆の中に....
「食道楽」より 著者:村井弦斎
能《よ》く柔に煮えし時砂糖を加え、醤油を注《さ》して再び煮上ぐるなり。 ○章魚の塩煮は前文の如く柔に煮たるものへ醤油を加えずして食塩を加う。 ○里芋は皮を剥いて....
「チャンプルー」より 著者:山之口貘
け足で、二里の道を那覇の市場まで売りにきたものである。 飛魚は、輪切りにして、塩煮にするとうまい。豆腐といっしょにおつゆにするときも、醤油を使わずに塩味にする....