塩谷宕陰[語句情報] »
塩谷宕陰
「塩谷宕陰〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
塩谷宕陰の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「十二支考」より 著者:南方熊楠
談《じょうざんきだん》』など普通書き立て居るが、随分理窟の立っていた人だったのは
塩谷宕陰《しおのやとういん》の『照代記』その改易の条を見ても判《わか》る、曰く〈....
「安井夫人」より 著者:森鴎外
心をしていたのである。 このころ仲平の学殖はようやく世間に認められて、親友にも
塩谷宕陰《しおのやとういん》のような立派な人が出来た。二人一しょに散歩をすると、....
「夜明け前」より 著者:島崎藤村
かなかった。ただ一人、木曾福島の武居拙蔵、その人は漢学者としての古賀※庵に就き、
塩谷宕陰、松崎慊堂にも知られ、安井息軒とも交わりがあって、しばらく御茶の水の昌平....
「向嶋」より 著者:永井荷風
これを補うに加藤善庵《かとうぜんあん》が『墨水観花記』を以てしている。わたくしは
塩谷宕陰《しおのやとういん》の文集に載っている「遊墨水記」を以て更にこれを補うで....