塵の身[語句情報] »
塵の身
「塵の身〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
塵の身の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「新撰組」より 著者:服部之総
り候ところ、はからず明二十三日御下向の趣承り、天下の安危此時に懸り、止むを得ず毛
塵の身を顧みず愚案申し上ぐべく候。若《も》し御下向遊ばされ候ては天下|囂然《ごう....
「私本太平記」より 著者:吉川英治
ってよい。漂泊の旅に詠まれた一首には、 暫しだに 吹かぬ間もがな 風の上に 立つ
塵の身の 在りか定めむ という歌もあり、漂泊が宿命のような御一生だった。――晩....