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塾舎
「塾舎〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
塾舎の前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「私の経過した学生時代」より 著者:夏目漱石
る私塾などへ入って入学試験の準備をしていたものである。 その頃、私の知っている
塾舎には、共立学舎、成立学舎などというのがあった。これ等の
塾舎は随分|汚《きたな....
「学校の説」より 著者:福沢諭吉
せんとするの弊なり。 一、私立の塾には元金《もときん》少なくして、書籍器械を買い
塾舎を建つる方便なし。その失、一なり。 一、古来、日本にて学者士君子、銭《ぜに》....
「慶応義塾新議」より 著者:福沢諭吉
去年の春、我が慶応義塾を開きしに、有志の輩《はい》、四方より集り、数月を出でずして、
塾舎百余人の定員すでに満ちて、今年初夏のころよりは、通いに来学せんとする人までも....
「京都学校の記」より 著者:福沢諭吉
を一覧せんとて、知る人に案内を乞い、諸処の学校に行きしに、その待遇きわめて厚く、
塾舎・講堂、残るところなく見るを得たり。よって今、その所見の大略を記して、天下同....
「治郎吉格子」より 著者:吉川英治
、ぴたと何時のまにか、辻行燈の灯よりしかない屋敷町を歩いていた。 ふと「洗心洞
塾舎」という看板が眼についた。 「洗心洞」 聞いたような名である。 「あ、そう....