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「境木〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

境木の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
田原坂合戦」より 著者:菊池寛
線に多くの兵を割いて四方から攻撃したので、この塁も陥り、ついに木葉を占領し、更に境木を攻略するに至った。この様な山間の戦闘では、間道から敵の側面背面を、急襲する....
遠野の奇聞」より 著者:泉鏡花
などは、よく笛を吹きながら行きたり。ある薄月夜にあまたの仲間の者と共に浜へ越ゆる境木峠を行くとて、また笛を取出して吹きすさみつつ、大谷地(ヤチはアイヌ語にて湿地....
遠野物語」より 著者:柳田国男
山女に出逢うより、誰もみな怖ろしがりて次第に往来も稀になりしかば、ついに別の路を境木峠という方に開き、和山を馬次場として今は此方ばかりを越ゆるようになれり。二里....