増訂[語句情報] »
増訂
「増訂〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
増訂の前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「十二支考」より 著者:南方熊楠
纒めて前以て払い済ます事疑いなし。これほど気の利いた社会政策はちょっとなかろう。
増訂漢魏叢書本『捜神記』巻二に地獄の官人の話あり、鶏に関係ある故ここに略説する。....
「植物一日一題」より 著者:牧野富太郎
立図書館に蔵せられている 白井君はこの肖像の上半身だけを同氏著書、すなわち『
増訂日本博物学年表』(明治四十一年発行)に掲げているが、それを私から得た由来はか....
「法隆寺再建非再建論の回顧」より 著者:喜田貞吉
のであったのだ。さればその研究は勿論極めて不十分なもので、今にしてこれを観れば、
増訂改竄を要すべきものも到る処少くはないのであるが、しかも余輩の当時の昂奮と、芸....
「南半球五万哩」より 著者:井上円了
十首を得たれども、当時いたって未熟にして、詩句をなさざるもの多かりしが、今多少の
増訂を施して、ここに付記することとなす。まず五言絶句を掲げて、つぎに七言に及ぶべ....
「随筆 宮本武蔵」より 著者:吉川英治
はまだ定説というものがないのである。 ただここで、特に、一言を要するものは、「
増訂古画備考」の著者が、 (――武蔵トハ、武蔵|範高トイフ者デ、剣客宮本武蔵ハ、....