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「墨子〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

墨子の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
天主閣の音」より 著者:国枝史郎
ったまま、香具師は憎さげに罵った。 「これよっくだが、只一点違う所は、左の眉尻に墨子がある。どうだどうだ一言もあるめえ!」 どうしたものか是を聞くと、越前守は....
惜別」より 著者:太宰治
一本ふやした新式の琴を発明した音楽家を、追放したというじゃありませんか。支那の『墨子』という本にも、公輸という発明家が、竹で作った鵲を墨子に示して、この玩具は空....
荘子」より 著者:岡本かの子
間性善説を提掲した。これに対して荀子は人間性悪説を執り法治論社の一派を形造った。墨子の流れを汲む世界的愛他主義が流行るかと思えば一方楊朱の一派は個人主義的享楽主....
旃陀羅考」より 著者:喜田貞吉
三家者を、連寂衆とも、非人とも云い、また燕丹とも云い、渡守・山守・草履作・筆結・墨子・傾城・癩者・伯楽等は、みなその類例だとある。(本誌六巻五号七三頁を見よ。)....