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「墺〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

墺の前後の文節・文章を表示しています。該当する15件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
Mensura Zoili」より 著者:芥川竜之介
に輸入を禁止するためです。この頃では、日本、英吉利《イギリス》、独逸《ドイツ》、太利《オオストリイ》、仏蘭西《フランス》、露西亜《ロシア》、伊太利《イタリイ》....
さまよえる猶太人」より 著者:芥川竜之介
リイ》でも、仏蘭西《フランス》でも、英吉利《イギリス》でも、独逸《ドイツ》でも、太利《オウスタリ》でも、西班牙《スペイン》でも、この口碑が伝わっていない国は、....
新生」より 著者:島崎藤村
ことを知った。巴里を立退《たちの》こうとしてその停車場に群がり集る独逸人もしくは地利《オーストリア》人はいずれも旅装束で、構内の敷石の上へ直接《じか》に足を投....
黒死館殺人事件」より 著者:小栗虫太郎
身分のみを知ることが出来た。すなわち、第一|提琴奏者のグレーテ・ダンネベルグは、太利チロル県マリエンベルグ村狩猟区監督ウルリッヒの三女。第二提琴奏者ガリバルダ....
踊る地平線」より 著者:谷譲次
いる土地がある。で、早々に伊太利を離れた私達は、北上して雪の瑞西に遊び、そこから太利の維納に出て、あのへんを歩き廻ってチェッコ・スロヴキアへ這入り、プラアグに....
異国食餌抄」より 著者:岡本かの子
フランス人はその名の示すようにこの料理を伊太利ミラノのコトレツと考え、ドイツ人は太利の首府ウィーンの料理と考えているらしい。差当ってこの両都市で本家争を起すべ....
ドナウ源流行」より 著者:斎藤茂吉
大体の風光は、ゆるやかな勾配を持った畑と草野から成立っていると謂っていい。これは太利でも同じである。 僕は民顕の停車場から買って来た新聞を読むと、それに日本....
リギ山上の一夜」より 著者:斎藤茂吉
は湖を眺め、うしろに山を負うた村であった。そこらを通るとき、どうも瑞西の住民は独人などとは人種の違うところがある。猶太人などと共通の顔貌をした者が幾らもいるな....
時 処 人」より 著者:岸田国士
介しよう。 一八一五年十一月の条約(註=ナポレオン失脚後、フランスが英、独、露、、スエーデンなどと結んだ第二パリ講和条約)はフランスに対して、連合国に七億七千....
潜航艇「鷹の城」」より 著者:小栗虫太郎
。 と云うのは、まことに物奇しい対象であるが、夫人と娘の朝枝以外の者は、七人の太利人と四人の盲人だったからである。 そのうち七人の太利人は、いずれも四十....
今昔茶話」より 著者:国枝史郎
然として英国なのである。 十九世紀には随分すぐれた外交家が出たが、そのうちでも国のメッテルニッヒはわけても傑物であったと思う。 もっとも愉快に思うことは、....
六号室」より 著者:瀬沼夏葉
発しましょう。こんな不徳義極る所に一|分だって留っていられるものか。掏摸ども奴、探ども奴。』 二人が旅行を終えて帰って来たのは十一|月、町にはもう深雪が真白....
明治演劇年表」より 著者:岡本綺堂
上音二郎、米国より帰朝。市村座にて「洋行中の悲劇」を上演。 ○二月、歌舞伎座にて国俳優チャーレー・テーラー一座の西洋演劇を一週間興行。 ○二月十四日、鳥居清貞....
仏教人生読本」より 著者:岡本かの子
の運動法則に適った体育法を工夫することが必要ではないかと思います。 私は嘗て、国の首都ウィーンで、体育家の人気者ホーエンスタインという人に面会しまして、親し....
戦争史大観」より 著者:石原莞爾
して大功を立てたのでその名望は高まった。国王の信任はますます加わり、一八六六年普戦争勃発するや六月二日「参謀総長は爾後諸命令を直接軍司令官に与え陸軍大臣には唯....