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壮心
「壮心〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
壮心の前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「ジャン・クリストフ」より 著者:豊島与志雄
て生の歓びの一つであった。しかしながら、その最も物質的な方面のみ見て、芸術上の勇
壮心をことごとくそこに限ってしまうことは、彼には滑稽《こっけい》な堕落的なことに....
「春宵因縁談」より 著者:佐藤垢石
を開いた。その席上でも、頼母木は自分は報知新聞社と共に討死するつもりである。と、
壮心燃ゆるような演説をしたのであった。人々は、杯をあげて昂奮した。報知新聞社黄金....
「赤げっと 支那あちこち」より 著者:国枝史郎
と国辱だぞと威嚇するのだ。踊るよ踊るよと僕は祭壇に供えられた小羊の心――犠牲的悲
壮心を以て飛び出して行き、それでも一番美しい支那娘を引っ張り出して辷り出たものだ....
「周防石城山神籠石探検記」より 著者:喜田貞吉
つけたのはかれこれ十時であった。 当日同行者の一人柳川文吉氏詩あり。 懐炉扶病
壮心摧 踏破霜威幾崔嵬 千里検来千古跡 山神応是春風開 右従行喜田博士探検隊一....
「南半球五万哩」より 著者:井上円了
け航行つかまつるべく候(以下これを略す)。左の拙作三首を添う。 東去西来知幾年、
壮心一片老逾堅、微衷聊欲、遥上南洋万里船。 (東に行き西に行くこと幾年であろうか....