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声欲
「声欲〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
声欲の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「道標」より 著者:宮本百合子
まともに生きようと願えばそれとたたかわずにいられない本質のものだった。多計代の名
声欲につよく反撥する伸子の心もちがそのまま川辺みさ子の天才主義に抵抗したのであっ....
「社会時評」より 著者:戸坂潤
どれも之も、この記事で大さわぎである。日本の婦人雑誌は殆んど凡て婦人の性愛欲と名
声欲と所有欲とを中心にした一種の専門雑誌で今日では女にとって結婚が丁度そうしたも....
「獄中への手紙」より 著者:宮本百合子
だから、一般に云って、芸術家の対外的関心(その中には様々の虚栄や身振りとともに名
声欲も入っている)というものは、作家たちの場合に、ジャーナリズムのわるい面に結び....