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「壱越〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

壱越の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「いき」の構造」より 著者:九鬼周造
て宮音《きゅうおん》とすれば、都節音階は次のような構造をもっている。 平調―壱越《いちこつ》(または神仙)―盤渉《ばんしき》―黄鐘《おうしき》―双調《そうじ....
魔都」より 著者:久生十蘭
あとは独語のように、 「が然し、あの音声にちょっと気にかかるところがある。元来、壱越《いちえつ》調|呂旋《ろせん》であるべきこの曲が平調で唄われるさえ訝しいのに....