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売れ
「売れ〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
売れの前後の文節・文章を表示しています。該当する15件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「戯作三昧」より 著者:芥川竜之介
い出した。
「第一私がむりに書いたって、どうせろくなものは出来やしない。それじゃ
売れ行きにかかわるのは言うまでもないことなのだから、貴公の方だってつまらなかろう....
「不思議な島」より 著者:芥川竜之介
でも野菜を作るのです。」
「そんなに需要があるものでしょうか?」
「近海の島々へ
売れるのです。が、勿論
売れ残らずにはいません。
売れ残ったのはやむを得ず積み上げて....
「子供の病気」より 著者:芥川竜之介
。非売品でも金になりますか?」自分は情《なさけ》ない心もちになった。が、とにかく
売れるはずだと答えた。「そうですか? じゃ失敬します。」青年はただ疑わしそうに、....
「年末の一日」より 著者:芥川竜之介
つ》へはいり、二三種の新聞を読みはじめた。新聞の記事は諸会社のボオナスや羽子板の
売れ行きで持ち切っていた。けれども僕の心もちは少しも陽気にはならなかった。僕は仕....
「路上」より 著者:芥川竜之介
」
「いえ、そこまで行ってくれれば本望なんですが――どうせ我々の書く物なんぞが、
売れる筈はありゃしません。何しろ人道主義と自然主義と以外に、芸術はないように思っ....
「寒さ」より 著者:芥川竜之介
いた。
「その代りに文学者は上《あが》ったりだぜ。――どうだい、この間出した本の
売れ口は?」
「不相変《あいかわらず》ちっとも
売れないね。作者と読者との間には伝....
「或る女」より 著者:有島武郎
荷厄介《にやっかい》だったものですが、ハミルトン氏の店で取り扱ってくれれば相当に
売れるのはわかっています。そうなったら今までと違ってあなたのほうにも足りないなが....
「カインの末裔」より 著者:有島武郎
になっていた。彼れはプラオを売って金に代えた。雑穀屋からは、燕麦《からすむぎ》が
売れた時事務所から直接に代価を支払うようにするからといって、麦や大豆の前借りをし....
「三つのなぜ」より 著者:芥川竜之介
林檎を見ているうちに突然林檎も商人には商品であることを発見した。現に又それは十二
売れば、銀一枚になるのに違いなかった。林檎はもちろんこの時以来、彼には金銭にも変....
「江戸か東京か」より 著者:淡島寒月
、その化粧水をポマドンヌールと命けていた。どういう意味か珍な名のものだ。とにかく
売れたものでしたね。この翁屋の主人は、紅葉さんなんかと友人で、文墨の交がある位で....
「梵雲庵漫録」より 著者:淡島寒月
だったかに、へらへら焼一名万橘焼というものを売り出したものがいて、これが大層好く
売れたものであったそうだ。 昔のことをいえば限りがないが、物価も今より安かった....
「諸国の玩具」より 著者:淡島寒月
流行って、その後|廃たれていたのが、この頃またまた復活して来たのですな。今は到底
売れないが昔|亀戸の「ツルシ」といって、今|張子の亀の子や兵隊さんがありますが、....
「江口渙氏の事」より 著者:芥川竜之介
、生命などと云うものは素人にもわかる。だからトルストイやドストエフスキイの翻訳が
売れるのだ。ほんとうの批評家にしか分らなければ、どこの新劇団でもストリンドベルク....
「ドモ又の死」より 著者:有島武郎
ら、こんな時に困るんだわ。……それにしてもどうしてここにいる人たちの画はこんなに
売れないんでしょうねえ。 沢本 わかり切っているじゃないか。俺たちがりっぱなも....
「浅沼稲次郎の三つの代表的演説」より 著者:浅沼稲次郎
なるかといえば、生産が伸びた割に国民大衆の収入が増加しておらない、ところで、物が
売れなくなった結果であります。したがってほんとうに経済を伸ばすためには、国民大衆....