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「壺中の天地〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

壺中の天地の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
丹下左膳」より 著者:林不忘
丹下左膳。 いくつとなく壺を手がけても、めざすこけ猿の壺には、まだ見参しない。壺中の天地、乾坤《けんこん》の外《ほか》。 一つ事に迷執《めいしゅう》を抱き、....
夢は呼び交す」より 著者:蒲原有明
れば広がりもない。ただうす蒼い雰囲気があたり一面を掩うているのである。 鶴見が壺中の天地なぞというのはこんなものかと思っているうちに、夢が青い空気のなかから搾....