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壺井栄
「壺井栄〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
壺井栄の前後の文節・文章を表示しています。該当する15件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「『暦』とその作者」より 著者:宮本百合子
壺井栄さんの「大根の葉」という小説が書きあげられたのは昭和十三年の九月で、それが....
「婦人と文学」より 著者:宮本百合子
能力も見守られ育てられはじめた。小坂たき子などが試作を発表したのもこの頃であり、
壺井栄がまだ自分の語りかたが分らないままに、リアリスティックな「財布」その他一つ....
「明日咲く花」より 著者:宮本百合子
勤労婦人の中からの婦人作家が出て来た。佐多稲子、松田解子、平林たい子、藤島まき、
壺井栄などがそうである。これらの婦人作家は、みな少女時代から辛苦の多い勤労の生活....
「女性の歴史」より 著者:宮本百合子
婦人作家があらわれはじめた。今日作品を書いている佐多稲子、平林たい子、松田解子、
壺井栄など。これらの婦人作家は、それまでの婦人作家とちがって、貧困も、勤労の味も....
「壺井栄作品集『暦』解説」より 著者:宮本百合子
小説をかくひととしての
壺井栄さんが人々の前にあらわれたのは一九三八年(昭和十三年)の末のことであった。....
「婦人作家」より 著者:宮本百合子
作品をもってあらわれていなかったが、『戦旗』のかげの力として大きい貢献をしていた
壺井栄などがあった。『戦旗』がそうであったように『ナップ』の周囲にも、日本全国の....
「葭の影にそえて」より 著者:宮本百合子
の原稿の浄書から印刷に関する煩瑣な事務万端について援助を惜しまれなかった私の親友
壺井栄夫人に感謝する次第である。 〔一九三五年七月〕....
「なつかしい仲間」より 著者:宮本百合子
のずから同じところもある発展の道ゆきがあるのではないだろうか。 窪川稲子さん、
壺井栄さんなどとの互の心持の関係は、友情もひととおりのものでなく、そういうところ....
「旭川から」より 著者:宮本百合子
言葉の才への興じかたも落ちついて来たのではなかったろうか。 最後に会ったのは、
壺井栄さんの『暦』の出版のおよろこびの集りの時であった。短い間であったが心持よく....
「その人の四年間」より 著者:宮本百合子
一 一九四三年だったかそれともその翌年だったか、ある夏のことであった。ある晩わたしは、中野鷺宮の
壺井栄さんの家の縁側ですずんでいた。そのころ、わたしにとって栄さんの家は生活の上....
「年譜」より 著者:宮本百合子
も同時にとりあげられて、CIEの個人的顧問であった婦人たちを中心として佐多稲子、
壺井栄、山本安英その他の婦人芸術家をも包括する婦人民主クラブが組織された。その下....
「獄中への手紙」より 著者:宮本百合子
れた。そういう事情のために百合子の入籍手続がおくれていた。 壺井さん、栄さん――
壺井栄。 島田の父上――顕治の実父、宮本捨吉。一八七三年―一九三八年。山口県熊毛....
「獄中への手紙」より 著者:宮本百合子
ち、地下活動中過労のため結核になって中野療養所で死去した。百合子の「小祝の一家」
壺井栄「廊下」等は今野大力の一家の生活から取材されている。 七月十九日 〔市....
「獄中への手紙」より 著者:宮本百合子
)一五(四)七(五)五〇その他歴史伝記が二〇雑誌五〇位です。 十一月二十二日(
壺井栄あてより抜萃) 今年の十二月で読書の第二年度に入るので次年度の予定の大要....
「短命長命」より 著者:黒島伝治
だろう。 この南東を海に面して定期船の寄港地となっている村の風物雰囲気は、最近
壺井栄氏の「暦」「風車」などにさながらにかかれているところであるが、瀬戸内海のう....