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「壺装束〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

壺装束の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い：新字新仮名]
「運」より 著者:芥川竜之介
来は、さっきから、人通りが絶えない。金鼓《こんく》をかけた法師《ほうし》が通る。壺装束《つぼしょうぞく》をした女が通る。その後《あと》からは、めずらしく、黄牛《....
「源氏物語」より 著者:紫式部
いることは、こんな時にもよく見えた。この人にはなびかぬ草木もないこの世であった。壺装束《つぼしょうぞく》といって頭の髪の上から上着をつけた、相当な身分の女たちや....
「源氏物語」より 著者:紫式部
と子供侍が三、四人、姫君の付き添いの女房は全部で三人、これは髪の上から上着を着た壺装束《つぼしょうぞく》をしていた。それから下女が二人、これが一行で、派手《はで....
「雪の宿り」より 著者:神西清
ておられます。東の御方（兼良側室）はじめ姫君、侍女がたは、いずれも甲斐々々しいお壺装束。わたくしも、こう成りましては腹巻の一つも巻かなくてはと考えましたが、万が....