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変り事
「変り事〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
変り事の前後の文節・文章を表示しています。該当する6件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「若き日の成吉思汗」より 著者:林不忘
? あら、あの軍使もいない――奥方さま、奥方様! 侍女二 ああ、奥方様のお身に、
変り事がなければよいが――。 二人そそくさと室内を捜し廻る。舞台刻々暗くなり、....
「株式仲買店々員」より 著者:ドイルアーサー・コナン
耳にしてたように記憶してます」 「好都合だ。モウソンに手紙をやりましょう。そして
変り事はないか、またあなたの名前を使ってる事務員がそこで働いているかどうかきき合....
「アイヌ神謡集」より 著者:作者不詳
人でも致します. (4) hokokse……uniwente の時,また大へんな
変り事が出来た時に神様に救いを求める時の男の叫び声.フオホホーイと,これは男に限....
「釘抜藤吉捕物覚書」より 著者:林不忘
いる額を持って来た。 こわごわ藤吉のほうへ屈んで、円枝が、 「武右衛門さんに、
変り事があったようでげすが、べつにたいしたことは――。」 狭い咽喉を出るような....
「私本太平記」より 著者:吉川英治
夜叉への好便を胸に思っていたが、それはまだ仕舞っておいて「――何ぞ足利殿のお内に
変り事でもおこったのでございましょうか」 「いやべつに」 右馬介はかろく打消し....
「建国の事情と万世一系の思想」より 著者:津田左右吉
て来たと考えられるが、この思想はこれから後ますます強められるのみであった。時勢は
変り事態は変っても、上に挙げたいろいろの事情のうちの主なるものは、概していうと、....