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夏書
「夏書〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
夏書の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「鳴雪自叙伝」より 著者:内藤鳴雪
給ふ 大団扇祭の稚児をあふぎけり 滝殿に人ある様や灯一つ 折り/\は滝も浴み来て
夏書かな 蓬生の垣に蚊遣す女かな 古庵や草に捨てたる竹婦人 百の井に掘りて水なし....
「日記」より 著者:宮本百合子
く考えさせられる。 一月八日(日曜)晴 「我に叛く」をなおす。実に心づいたこと。
夏書いたので、種々な形容詞が夏向きに出来て居る。こんなでは困る。 『覚醒』のため....
「俳人蕪村」より 著者:正岡子規
》ふ東大寺 祇園会《ぎをんゑ》や僧の訪ひよる梶《かぢ》がもと 味噌汁をくはぬ娘の
夏書《げがき》かな 鮓《すし》つけてやがて去《い》にたる魚屋《うをや》かな 褌《....