夏炉冬扇[語句情報] »
夏炉冬扇
「夏炉冬扇〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
夏炉冬扇の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「義血侠血」より 著者:泉鏡花
》せざるべからざるや。ことに時候を論ぜざる見世物と異なりて、渠の演芸はおのずから
夏炉冬扇のきらいあり。その喝采《やんや》は全く暑中にありて、冬季は坐食す。 よ....
「旅愁」より 著者:横光利一
思惑を断ち切って素通りしてゆくときの笑顔が、一番に頼りなかった。
「僕のはまた、
夏炉冬扇で通用しないのさ。どうも困ったことだよ。」
「しかし宇佐美は君を賞めてる....