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夏萩
「夏萩〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
夏萩の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「みみずのたはこと」より 著者:徳冨健次郎
。庭の桔梗の紫|揺き、雁来紅の葉の紅|戦ぎ、撫子の淡紅|靡き、向日葵の黄|頷き、
夏萩の臙脂乱れ、蝉の声、虫の音も風につれて震えた。夕日傾く頃となれば、風はます/....
「虹と感興」より 著者:上村松園
几を置き、これに一人の娘が腰をおろしております。そしてその床几と人物の背後には、
夏萩があります。
夏萩は白い花をいい頃合に着けて、夕暮れ頃の雨上りの露を含んでおり....