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「夕つ方〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

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姫たちばな」より 著者:室生犀星
いところにつき抜けて出た感じであった。日の色に藍の粉がまじってゆく少し寒い早春の夕つ方には、きまって二人の若者が何処からか現れては、やっと小枝に艶と張りとを見せ....