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外交団
「外交団〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
外交団の前後の文節・文章を表示しています。該当する6件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「夜明け前」より 著者:島崎藤村
れた。これは長防の征討とは言うものの、その実、種々な目的をもって企てられた。四国
外交団をあやなすこともその一つであった。ひそかに朝廷に結ぼうとする外藩をくじくこ....
「夜明け前」より 著者:島崎藤村
無事に西本願寺に着いた。公使らは各一名ずつの書記官を伴って来たから、一行十二人の
外交団だ。しばらく休息の時を与えるため、接待役の僧が一室に案内し、黒い裙子を着け....
「道標」より 著者:宮本百合子
てでもするように、
「ニーチェヴォ」
と云った。
「わたしは、またあなたがたを、
外交団関係の方たちだと思ったんです」
なぜそう思ったんだろう。そう考えながらだ....
「魔都」より 著者:久生十蘭
女で、妙な胡坐をかいて盆茣蓙を囲みながら、しきりに金切声を上げている。この連中は
外交団の中でも、選りに選った|粋な連中《スポヴティング・クラス》で、その中には麻....
「日記」より 著者:宮本百合子
だ。 五月二十日 晴 昨夕の夕刊に、外人を人質として捕えて山塞に籠った土匪と、
外交団、支那政府との交渉顛末が出て居たが、なかなか問題は複雑で、劇的胚種に豊んで....
「「プラーゲ旋風」の話」より 著者:山下博章
二、当日ノ参聴者ノ大部分ハ上ハ畏クモ久邇宮殿下ヲ始メ奉リ文部大臣ヲ始メ政府要路者
外交団貴衆両院議員全員……ノ招待者ニシテ…… 等々であった。 筆者は、東京音楽....