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「外交文書〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

外交文書の前後の文節・文章を表示しています。該当する7件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
空襲葬送曲」より 著者:海野十三
た。東京と、華府との二ヶ所では、政府当局と相手国の全権大使とが、頻繁に往復した。外交文書には、次第に薄気味のわるい言葉が織りこまれて行った。お互の国の名誉と権益....
パンドラの匣」より 著者:太宰治
が、その英文に依っても、充分に、推察できるのである。 「まるでもうこれは、重大な外交文書みたいですね。堂々たるものです。」と僕は、笑いを噛み殺して言った。 「ひ....
暗黒公使」より 著者:夢野久作
ものであった。 ところが、そうした私の苦心努力の結果私が退職の二三年前に有名な外交文書の紛失事件と、評判の迷宮殺人事件を解決してから、やっとこの鑑識課の仕事が....
世界の一環としての日本」より 著者:戸坂潤
翻訳・西源院本太平記の刊行・聖徳太子憲法のドイツ語翻訳・愚管抄の英語翻訳・大日本外交文書の編纂出版・『御堂関白記』の複本作製・『帝王学』の刊行・国体明徴用書冊編....
踊る地平線」より 著者:谷譲次
子・下へ曲っている足の小指――これは誰でも未知の人に話しかける時の、彼女の有名な外交文書です。 「7夫人と23氏」は、私の知る限りにおいてモンテ・カアロの最善の....
秀吉・家康二英雄の対南洋外交」より 著者:国枝史郎
するに於ては、速かに征伐を加うべきや必せり」と記させた。何という恫喝的な、強硬な外交文書であることか。 ところでその結果はどうかというに、マニラに戻った孫七郎....
汽船が太平洋を横断するまで」より 著者:服部之総
A・H・パーマーより、長崎オランダ商館長レフィーソンに送った私信、実質は非公式の外交文書である)。 つぎは五一年六月十日付の海軍中佐ジェームス・グリンの建議....