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「外八文字〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

外八文字の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
風の便り」より 著者:太宰治
は大しくじりを致しました。最初の晩、ごはんのお給仕に出た女中は二十七八歳の、足を外八文字にひらいて歩く、横に広いからだのひとでした。眼が細く小さく、両頬は真赤で....
斬られたさに」より 著者:夢野久作
傍に立止まった。 明るい処で向い合ってみると又、一段と水際立った若侍であった。外八文字に踏開いた姿が、スッキリしているばかりではない。錦絵の役者振りの一種の妖....
ニッポン音楽」より 著者:兼常清佐
今長唄を例にとります。長唄の大部分は誇張していえば遊女の讃美の唄です。「松の位の外八文字。はでを見せたるけだし褄」などいうのが代表的な文句です。私共はこのような....