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外壕
「外壕〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
外壕の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「黄昏」より 著者:宮本百合子
き立てる。 おくめが、娘の顔を見返す暇もなく、電車はまた上下に揺れながら、広い
外壕の通りに沿うて駛《はし》り出してしまったのである。 「あまりいそいだので、の....
「黒百合」より 著者:泉鏡花
七 場末ではあるけれども、富山で賑かなのは総曲輪という、大手先。城の
外壕が残った水溜があって、片側町に小商賈が軒を並べ、壕に沿っては昼夜交代に露店を....