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外学
「外学〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
外学の前後の文節・文章を表示しています。該当する9件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「人外魔境」より 著者:小栗虫太郎
ることだ。彼でなければ、誰が事変中の支那奥地へのこのこと乗りこめるだろう。あの海
外学会への名声がなければ、誰が外国旗のもとに万全の保護をしてくれるだろう。いま私....
「小爆発二件」より 著者:寺田寅彦
爆音の異常伝播については大森博士の調査以来|藤原博士の理論的研究をはじめとして内
外学者の詳しい研究がいろいろあるが、しかし、こんなに火山に近い小区域で、こんなに....
「スモーリヌイに翻る赤旗」より 著者:宮本百合子
いる。彼は将来学者にもなるだろう。だが現在のところではNがひどい砂糖ずきである以
外学者の徴候は現してない。また、二人の文筆労働者である日本女の滞在によっても証明....
「社会時評」より 著者:戸坂潤
ている。併し恐らく之は必ずしも普通の意味での勢力争いや何かではなかったらしく、案
外学術の研究態度の内容にまで這入った一種の思想問題が最後の原因ではなかったろうか....
「大菩薩峠」より 著者:中里介山
いうこと。
聞いてみれば、エライ物好きのようだが、一応筋は立っており、当人も案
外学者だと思わしめられるところもあり、そうして道庵の淡々として胸襟《きょうきん》....
「鳴雪自叙伝」より 著者:内藤鳴雪
なかったが、それも町家となり、更に郡部の農家となると、僅に習字を教える寺小屋位の
外学問をさせるという例がないので、全く余計の干渉をして農商業の妨げをすると思い、....
「一商人として 」より 著者:相馬愛蔵
もこのことを喜び、南米行の予備教育を受けるために、日本力行会(故島貫氏創立)の海
外学校に在学中であった。そこで私が考えるのに、海外に移民する日本人が牧畜の知識を....
「火の扉」より 著者:岸田国士
は、おれに二つの道を自由に選ばせた。おれは、くじを引くようにその一つを選んだ。員
外学生として東京帝大の工学部に籍をおいた三年間は、おれを特殊な科学者、つまり、兵....
「国会図書館のこのごろ」より 著者:中井正一
の国際交換のインフォーメーション・センターとしてわが国会図書館を指定したので、内
外学界、図書館の国際的交渉の斡旋をおこなうことになった。 一方、議会の立法資料....