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「外情〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

外情の前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
愛と認識との出発」より 著者:倉田百三
自己の内面生活を顧みるとき、徘いて周辺の事情を見回すとき、内面生活のいかに貧弱に外情のいかに喧騒なるよ。前者の奥には爛として輝く美わしき色彩が潜んでいるらしいけ....
社会時評」より 著者:戸坂潤
怠ってはいなかった。例の七項からなる上申書「思想転向の要項」の全文と「緊迫せる海外情勢と日本民族及びその労働者階級」(副題、「戦争及び内部改革の接近を前にしての....
妖怪学」より 著者:井上円了
て、これ、全く心性作用よりきたるものなり。今、余は便宜のために、この原因を内因と外情とに分かちて論ぜんと欲す。内因とは、人の心性、身体の性質より生ずるものをいい....
妖怪玄談」より 著者:井上円了
にして、これ全く心性作用よりきたるものなり。今、余は便宜のため、この原因を内因と外情とに分かちて説明せんと欲す。内因とは、人の心性自体の性質より生ずるものをいい....
志士と経済」より 著者:服部之総
から、一時洛西|高雄《たかお》に引移ってかねて覚えのある医者の看板を出したが、内外情勢を見てじっとしておれず、江戸、水戸、郷里福井に遊説し、れいの臥床号飢の訣別....