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外戦
「外戦〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
外戦の前後の文節・文章を表示しています。該当する9件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「綺堂むかし語り」より 著者:岡本綺堂
序として、まず日清戦争当時のことから申上げましょう。 日清戦争当時は初めての対
外戦争であり、従軍記者というものの待遇や取締りについても、一定の規律はありません....
「新たな世界主義」より 著者:豊島与志雄
もしないのだ。然し、それも長い間にはひびがはいらないとは限らない。また、中国は対
外戦に勝ちながら、対内的には武器を収めかねている。国府軍と中共軍とは実に悠長に戦....
「人口論」より 著者:マルサストマス・ロバート
. 233. キャプテン・クックは、最初にサンドウィッチ諸島を訪れた時には、
外戦と内乱とが土人の間に非常に頻々とあると信ずべき理由をもった1)。そしてキャプ....
「志士と経済」より 著者:服部之総
己清潔のため天下|之《の》大事を招候《まねきそうろう》は必定」、内乱にあわせて対
外戦端を開くことがあっては容易ならぬ仕儀となろう、という反対意見。 ついで、大....
「尊攘戦略史」より 著者:服部之総
的に増大する貿易とその作用のうえから観察すればよかった。しかし、いったん排外的対
外戦争の危険が現実化せんとしたこの年以降の幕末史は、もはや欧米列強をその質におい....
「福沢諭吉」より 著者:服部之総
た。 鳥羽伏見《とばふしみ》に敗走した将軍|慶喜《よしのぶ》東帰して、江戸城内
外戦火を予期して沸騰するさなかから、芝新銭座《しばしんせんざ》に「慶応義塾」が産....
「三国志」より 著者:吉川英治
て、怏憂、煩憂の日を送っていた。 衰退が見えてくると、大国の悩みは深刻である。
外戦の傷手も大きいが、内政の患いはもっと深い。 「あなたがお丈夫なうちに、どうか....
「三国志」より 著者:吉川英治
ふたりは人の跫音に、あわてて左右にわかれてしまった。 守将の張遼は、きのうの城
外戦で、大きな戦果をあげたにもかかわらず、まだ部下に恩賞も頒たず、自分も甲の緒す....
「戦争ジャーナリスト論」より 著者:戸坂潤
決してエキスパートではないのである。にも拘らず、今日の多くの読者は、この云わば局
外戦争ジャーナリストの分析によって、却ってより多くの戦争の社会的認識を深めている....